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 本日、農林水産塚原内閣官房審議官はじめ、農林水産省の皆様がクラインガルテン大富を視察されました。今回の視察は、平成25年2月に設置された、「攻めの農林水産業推進本部」の現場の実態を重視するとの方針から、新しい農林水産業の新たな取り組み事例として、農林水産省本省、中国四国農政局の御一行を迎えることになりました。約1時間の対談は終始和やかなうちに進み、教育ファームの取り組みや都市農村交流、遊休農地の活用や六次産業の取り組みなど、農業や農村が持つ多面的な資源活用について情報交換を行いました。また、活動母体である「NPO法人やまぐち里山環境プロジェクト」の活動目的や運営状況、スタッフの属性や地元農家との連携など聞き取りが行われました。さらに、教育ファームへの取り組みによる食への理解の醸成や今後の展開、異業種との連携や六次産業の具体的な計画などについては、詳細な聞き取りが行われました。最後に私たちの活動の効果と成果についても尋ねられました。

 今回の対談では、私たちが常日頃から取り組んでいることや今後の目標について、気取ることなく事実をお話しさせていただきました。特に中山間地域の現状や問題点、今後の対応については単に地域の活性化というきれいごとではなく、私なりの限界集落に対する考を述べさせていただきました。今回の対談の内容が塚原審議官をはじめ、農林水産省の皆様にどれだけ届いたかは定かではありませんが、視察においでいただいた10名の皆様には大変熱心にお話を聞いていただきました。今回のような視察をいただくことは私たちにとっては大変励みになります。これを励みに、益々充実した農業体験や都市と農村の交流が行えるよう精進したいと考えています。本日おいでいただいた皆様、大変ありがとうございました。