2011.8
やまぐち里山環境プロジェクトは、人材育成にも積極的に関わるということで、各種研修会を受け入れていますが、体育会系の猛者35名による教員養成現地実習ということで、今年初めて大学生を受け入れることになりました。研修の内容は、3泊4日大富でのキャンプを通じて、①地域の奉仕活動 ②農業体験 ③林業体験という、ゴージャスな内容になりました。地域奉仕は、キャンプ2日目の夕方、河川プールの清掃作業を行いました。メインの農業・林業体験は疲労がピークにさ
しかかる?キャンプ3日目に行われました。
作業は、桜島ダイコンの植え付けと竹林の整備作業という、炎天下では余りやりたくない(リーダーの本音)内容でしたが、そこは体育会系猛者!さすがに凄い!みんな愚痴も言わず最後迄やりとげました。学生諸君に伝えたいことはたくさんありましたが、短い研修時間では事足りず大変失礼しました。 しかし、今日の体験がいつか諸君の生きる力になると信じています。そして、次代を担う子ども達の教育に役立てば幸いだと考えています。
林業実習では、クラインガルテンの裏山にある竹林整備を行いました。
まずは竹林が及ぼす様々な影響や今後の竹林活用などについて説明を行いました。作業は二班に分かれて行いましたが、20メートル近く成長した孟宗竹の伐採は、予想を超えるエリアまで竹が倒れるため、慎重に作業を進めました。竹林に入り、実際に大きく成長した竹を伐採して説明しましたが、模範となる作業が出来るか少し緊張しましたが、なんとか指導者としても面目を保つことが出来ました。
まず伐採作業を始める前に、冬の積雪や風で倒れた竹を片付け、10㎡で2~3本の竹を残すよう目標を立て作業を進めました。
各班2時間という限られた時間でしたが、学生諸君の努力の甲斐あって、日が差し込む様になった竹林を眺めて、作業の成果をかみしめました。
猛暑の中での竹林整備、本当に御苦労様でした。
農業実習では、畑を作り桜島大根播種するまで工程をおこないました。学生の皆さんは農業をするのは始めての方が多く農機具の名前、使い方等を少し紹介しながら野菜を作るための基礎を伝えました。
当日は天気が良く日陰が無い場所での作業となりましたが、学生の皆さんは、元気いっぱいにこなしていきました。お疲れさまでした。
この農業体験をとおして、食べ物がどのようにして作られているかを少し触れることが出来たのではないかと思います。
どでかい桜島大根が出来ますように。