最近県外の友人と連絡を取り合うことが多く、挨拶は決まって「今日の山口市は冷え込んでますよ~!」と、口ぐせになってしまった農家楽管理人です。
どこに住んでる友人と連絡を取り合っているか、北は北海道、東は茨城、近くでは愛媛、南は熊本ですが、みんなが寒いといってますので、やはりラニーニャ現象が起きたせいでしょうか?
さてさて、先日行った郷山野菜の楽校「簡単燻炭作り講座」と同時開催した、野菜の栽培講座をご紹介します。
講師は、山口大学名農学部誉教授の、田中秀平先生にお願いしました。
本来、私たちが開催するようなローカルで小さな会においでいただけるような先生ではないのですが、先生のお人柄とお付き合いのご縁で、毎年「郷山野菜の楽校」の講師として、おいでいただいております。
講座の内容は、連作障害をテーマに、特に「ネコブ病対策」について、御講話いただきました。
連作障害は野菜を栽培すると必ず経験するトラブルです。特に!家庭菜園をされている方にとって、小さな畑で様々な野菜を栽培すると、「最初はあんなに豊作だったのに、どうして出来なくなったの?」と壁に突き当たるとよく相談を受けます。
その原因の多くは、連作障害で「ネコブやセンチュウ」による細菌感染によるトラブルです。更に、カビなどによる疫病もあり、その辺りを田中先生にアドバイスいただき、これからの野菜栽培の参考にしていただこうと言うものです。
座学が中心の栽培講座は、途中燻炭作りを挟みますので、ちょうど中休みがとれて頭もスッキリ、午前十時から午後三時まで、質疑応答を交えた、大変中身の充実した講座を開催することができました。
講師の田中先生、参加していただいたお客様、大変ありがとうございました。
皆様の畑で、笑顔と野菜がタッブリ実りますこと、管理人は心よりご祈念しております。
皆様ありがとうございました。